設立から3年、これからの3年

2018年11月に「日本の事業承継問題の全面的解決」を目標に 当機構を設立して、3年が経った。 (設立時はまだbeforeコロナだったことを考えると、遠い昔のことのように思える)       澤上篤人相談役、澤上龍取締役と合意し、 小さな部屋でたった3人で創業してから3年、 いまでは当機構のグループは10社超の企業を抱え、 従業 

「財務次官、モノ申す 『このままでは国家財政は破綻する』

矢野康治財務事務次官が、 「文芸春秋」2021年11月号に寄稿した論文が話題になっている。       各メディアで広く報道されているので、目にされた方も多いだろう。 諸所の意見があるが、 「不都合な真実から目を背けず、真実をとらえる」という点で、 とても価値のある論文だと思う。       財務次 

新しい資本主義

「新しい資本主義」という提案が、日本の新総理からなされている。       内閣官房のHPによると、 「成長と分配の好循環とコロナ後の新しい社会の開拓を コンセプトとした新しい資本主義を実現していくため、 内閣に、新しい資本主義実現本部を設置する。」 と書いてあるだけなので、 どうやら中身はこれからのようだ。   &n 

支援者の役割:支援するか、それとも見捨てるか?

『身捨つる程の祖国はありや』       高名な弁護士事務所の代表が書いた本だが、 その題にはドキッとさせられる力がある。 いまの日本にぴったりの言葉だろう。       「君、君たらずとも、臣、臣たらざるべからず」(以下、前者という) を選ぶのか、それとも 「君、君たらずとも、臣、臣たらず」(以下 

『Think clearly』

久々に良書に出会った。       この半年で5回ほど読んだが、 中小企業の承継、経営においても役立つことが多く、 読むたびに違う気付きが得られる本だ。 後継者を志す方には、ぜひご一読いただきたい。       今回は、その中から特に中小企業の経営に関連するところをご紹介したい。 たとえば、下記だ。 

オリンピックと中小企業

オリンピック・パラリンピックが終結した。       コロナ下の開催には議論もあったが、 半世紀ぶりに日本で開催されたこと、 想定よりもコロナは拡大しなかったこと、 そして日本勢がオリンピック史上最多の58個(パラリンピックは51個) ものメダルを取ったことを、 日本人としてとても嬉しく、また誇りに思う。   &nbs 

資金募集、ようやく始動

9月上旬から、ようやく個人向けの資金募集を開始できることとなった。       準備に1年以上かかってしまったが、 金融庁への金融商品取引業者登録が今月無事に終わり、 関連規制団体への加入手続等も進み、 正式に募集を行う体制が整うためだ。       1年以上前から支援者の会にご参加頂いてきた皆様に 

2030年の社会

「長期って、何年のことですか?」 「長期とは1世代、つまり30年~50年だと当機構は考えています」 先日ある学生から受けた質問に対する回答だが、なかなか良い質問だった。       世の中には「長期投資」「長期保有」と言いながら、 3年とか5年で転売して憚らないファンドが、ゴロゴロいる。 しかもそれが少数にとどまらず、けっこうな 

よくある質問③ 私に何が出来ますか?

2021年の6月から7月にかけて、 当機構の兄弟会社であるさわかみ投信の意見広告が、 全国主要紙で数回掲載された。     紙面では、 「今だけ、カネだけ、自分だけ、でいいのか?」 「カネは大事だが、それ以上に大事なこともあるのでは?」 「カネを、理想を実現するための手段として使ってはどうか?」 といった、 行き過ぎた資本主義・拝金主義に 

人口減と事業承継

「2020年の合計特殊出生率は1.34になった」 という衝撃的なニュースが、厚生労働省から発表された。       同数値は、1970年代以降の約50年間にわたり、 人口維持に必要とされる2.07を大幅に下回っており、 かつ5年連続で低下した。       その結果、2020年の日本の人口は、 出生